2026年3月8日、三鷹市芸術文化センター 星のホールでノミネート12作品の上映会を開催いたしました。
上映会にはたくさんの方々にお越しいただき、作品をご覧いただきました。
その後の審査で選ばれた各賞をご紹介します。
グランプリ受賞作品
「だれにも見えないところでわたしは空を飛んでいる」
田久保 はな
自身の幼少期を振り返ると、子供同士の人間関係というのは、大人が思っているよりもハードで陰湿です。 そんな毎日をサバイブしている子供たちの苦しみに共感を示し、エールを贈りたいという思いで制作しました。
作者が伝えたいメッセージが非常にうまくストーリーの中に入っていました。そしてキャラクターの表情のささいな変化や、ちょっと力のない強がったせりふで心境の変化が細かく描写されていました。手裏剣のシーンや二人で木の枝にまたがるシーンなど構成や演出的にも優れていました。
なによりも、優れた作品がそろった中で、グランプリ受賞の決め手になったのは、この作品を通じて、どれだけ人の心を動かしたかという点だったと思います。
「キラーシャンプーハット」
内田清輝・グ弍(PicassoTrigger)
宇宙人が地球に着陸する際、UFOをシャンプーハットに擬態させた! 巨大シャンプーハット型UFOに接近遭遇する旅人たち! 宇宙人と旅人たちの一夜のホラー物語! さまざまな映画への想いを散りばめた作品です!
私よりも会場の皆様の方がよく分かっていらっしゃると思います。本当に面白かった。常々思っていることですが、会場が笑いに包まれるということは、とても幸せなことです。
これまでもギャグやお笑いの作品はありましたが、ここまで何も説明できない、説明不能の作品で、これだけ笑いが起こるということをとても楽しく感じました。
今後の作品を楽しみにしています。
「つぼみのどれみ」
はるのはな
お花畑の中で自分だけ咲けないことに悩む主人公・つぼみちゃんが、友人の失くしもの探しを通じて他者に目を向け、成長していく物語。お花畑と湖の色彩の対比や、柔らかなタッチによる世界観を丁寧に描きました。
こぐまあつこ(アニメーション作家)
とにかく、あのキャラクターの設定がとても可愛らしい。美術も決して手を抜くことなく丁寧に作り込まれていて、シナリオ
そして、可愛らしい世界観でありながら、作品として伝えたいメッ
とても素晴らしい作品だと思います。
ぜひ、これからも作り続けてくださいね。
「Bucketman」
ヤカタ カナタ
本作は、何か強い一つのメッセージを伝えたい訳ではなく、自分自身の考えや感情を整理する過程で作りました。
何かを感じ取ってもらったり、印象に残るような作品にすることができていたらうれしく思います。
まず、技術的に質の高い作品でした。素材の質感や人物の描写、背景の完成度など、一見してそのことが分かるんですね。
またアニメーションですから、もちろん動きも大事ですけれども、ドラマ性があり感情表現も非常に豊かなものを持った作品でした。
他の審査員の先生方の評価も高く、受賞にふさわしい作品でした。
主催:三鷹市/インディーズアニメフェスタ実行委員会 協賛:株式会社ボーンデジタル
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